隠れた化学物質、化学兵器

 シンガポール、セント―サ島で行われた米朝首脳会談ドナルド・トランプ
米国大統領と金正恩北朝鮮労働党委員長とが、北朝鮮の非核化を定めた文書
に署名をした。


 北朝鮮は1950年、朝鮮半島を南北に分断以降は戦争状態、現在は朝鮮
戦争の休戦中で、現時点では終戦宣言(終結)はしていない。敵国であった
アメリカ合衆国との間で恫喝合戦を繰り返し、経済制裁を受けていた。
ドナルド・トランプが米国大統領に就任後、加速度的に恫喝、中傷舌戦を繰
り返した。結果、北朝鮮は金正恩委員長が生命の危機を感じ、これ以上の恫
喝合戦は無意味と判断。自国の最強兵器である核兵器を使用せず処分する非
核化を条件として、北朝鮮労働党委員長金正恩氏が、敵国のアメリカ大統領
に物申したものである。
これは実質北朝鮮の「降伏宣言」と言っても過言ではない。

 北朝鮮国内に有る核兵器を段階的に非核化する。その資金は韓国と日本が
負担しろと、アメリカのドナルド・トランプ大統領は言うが、非核化の資金
拠出国を明確にしないと、北朝鮮は合意文書を紙切れにするだろう。


 日本は、この非核化を機に北朝鮮との交渉の糸口を掴みたい。非核化は重
要であるが、その前に「国是」として拉致問題が大きくのしかかっている。
拉致問題が、白か黒か定かにしなければ北朝鮮には金は出すべきではない。
ドナルド・トランプ大統領は非核化の費用は韓国と日本が負担。両国はその
用意があると言うが、安部晋三首相は拉致交渉の橋渡しをしてもらうアメリ
カ大統領に、底なしの非核化負担金を交換条件として約束したのか。
国会の承認を得ずに。


 忘れてはならない、もう一つの事実がある。北朝鮮が保有する化学物質、
化学兵器。膨大な数量の化学物質化学兵器、ドナルド・トランプ米国大統領
はこの事実を無視できない事である。
ドナルド・トランプ大統領は、金正恩北朝鮮労働党委員長の非核化合意を称
え自我自賛しているが、喜ぶのはまだ早い。自ら一年後には後悔するかも知
れないと言っているが、化学物質、化学兵器が鍵となるのではなかろうか。





 


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